鳥栖・FW豊田が残留 兵役で退団の金への思いも吐露

 J1鳥栖は17日、元日本代表FW豊田陽平(31)との契約を更新したと発表した。

 例年は自身の背番号「11」などにちなんだ1月11日に発表してきたが、約2カ月早い発表の理由について「私自身、そしてクラブからのタイトル獲得に向けた、一つ目の強いメッセージと受けとっていただければ」とクラブを通じてコメントした。

 さらには、韓国での兵役のために今季限りで退団した元韓国代表の金民友主将(26)についても触れ、「私達は今シーズンをもって1人の宝を失うことになります」と、その思いを吐露。「『10』(金の背番号)の希望を胸に」と今季外国人選手初の主将としてクラブを支えた仲間へ、来季の奮闘を誓っていた。

 豊田は、2010年に京都から期限付きで移籍し、12年に完全移籍。J1に昇格した12年から4年連続15得点以上をマークし、今季も33試合でチームトップの13得点を挙げている。

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