U19日本 5大会ぶり“世界切符” チーム一丸…骨折離脱の「神谷のために」

 「U19アジア選手権・準々決勝、日本4-0タジキスタン」 (24日、バーレーン・マナマ)

 U-20W杯(17年5~6月・韓国)の出場権を懸けた一戦で、日本はタジキスタンに4-0で快勝し、5大会ぶりの出場権を獲得した。FW小川航基(19)=磐田=が2得点し、岩崎悠人(18)=京都橘、MF堂安律(18)=G大阪=が得点した。今大会の出場選手は20年東京五輪で中心となる世代となる。

 5大会ぶりのU-20W杯へ、日本は立ち上がりからリードを広げた。前半、エース小川が右クロスを頭で合わせて先制。10分後には堂安が右から左足で狙い澄まし、ネットを揺らした。

 ベンチでは離脱が決まっている神谷(湘南)も声をからした。大会中に骨折した左脚を引きずりながら、大事な一戦までは仲間と一緒に戦った。

 内山監督は「チームには神谷のために、という思いもある」と語る。先制点を決めた小川がベンチへ駆け、神谷と抱き合ったのが一丸の証しだった。

 追加点がほしかった後半、小川が自身2点目をたたき込み、終盤には岩崎がゴール。日本はタジキスタンより1次リーグ最終戦からの試合間隔も長く、地力の差がある相手に余裕を持って試合を運んだ。

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