日本サッカー協会が神戸でタウンミーティング 田嶋会長がサポーターに直接回答

 日本サッカー協会は17日、神戸市内で「タウンミーティング」を開催した。田嶋幸三会長の念願の企画であり、現場で実際に活動している人の意見を聞き、今後の活動に取り入れていくことが狙い。約1年をかけて各都道府県を行脚する予定という。

 田嶋会長は会の冒頭で「現場主義でいきたいと考えています」と宣言。小中学生の指導者やクラブのサポーターなど、多くの人からさまざまな意見が寄せられた。育成年代指導者がボランティアであることや、天皇杯の集客意欲はあるのか、熱中症対策や大会日程などについても話は及んだが、1問1問丁寧に対応。

 中にはサポーターからA代表の監督人事に関する疑問も出たが、「会長としてフルにサポートする。UAEに負けたからすぐにどうこうとか、タイに勝ったから解決とか、そういうものではない。W杯に行けるようにサポートしたい」と回答した。

 全国初の試みを終えて、田嶋会長は「現場で一生懸命やっている人の意見を聞きたいと思っていた。みなさん真剣に取り組んでいるからこその意見だと思う。すぐにお金が出せるとは言えないが、みなさんの協力を当たり前だとは思っていないと言うことは直接伝えられたのでは。これから地域によってもいろんな意見が出てくると思う。公の場で意見を頂いたことに対して、応えていきたい」と実際の現場での活動を知る必要性を強調した。

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