手倉森日本48年ぶりメダル獲りへ結束 興梠発案シュラスコ決起集会

 ランニングするサッカー男子日本代表イレブン
2枚

 リオデジャネイロ五輪に出場するサッカー男子日本代表は26日、直前合宿中のブラジル北東部アラカジュで調整した。25日夜(日本時間26日)にはオーバーエージ(OA)枠でチーム最年長のFW興梠慎三(29)=浦和=が発案し、宿舎近くのシュラスコ料理店で選手だけの“決起集会”を開いた。ピッチ内外で結束を固め、48年ぶりのメダル獲得に挑む。

 最年長の自覚が、寡黙な興梠を突き動かした。選手だけの食事会を発案し、手倉森監督の許可を得た。チーム宿舎から徒歩圏内にある、地元でも評判のシュラスコ料理店で“決起集会”が行われた。

 「選手だけで話すこともたくさんある。テグさんがこういう時間を設けてくれた」

 当初、千葉県内で行われた事前合宿で提案していたが、選手がそろっていなかったため延期となっており、ようやく実現した。長テーブルに背番号順に座り、興梠が乾杯の音頭を取った。

 「変わってるなっていうヤツもいて、ゆとり世代というか。いろんな人間がいるんだなと思った」。笑顔の興梠は若手への理解が深まったことを実感し、同じくOA組の塩谷は「気分転換になったし、勝負の時は必要」と話した。「サラダがキレイだった」と独特の感想を口にした藤春も「だいぶ距離感が縮まった」とうなずいた。

 五輪を前に思いを一つにした。興梠は「目指しているところは一緒。一人一人熱いものを感じた。みんなのためにもメダルという結果が大切になる」と、あらためて本大会での躍進を見据えた。

 14年ブラジルW杯でも日本代表がシュラスコで決起集会を開いていた。「チームが一丸となった。一番年上だから積極的に話さないと」。頼れる“兄貴”が一役買って出たことで、結束はさらに強まった。

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