サッカーのスペイン１部リーグ、セビリアは１０日、ドイツ２部リーグへの降格が決まったハノーバーから日本代表ＭＦ清武弘嗣（２６）を４年契約で獲得することで合意したと発表した。移籍金は公表されていないが、ドイツの報道によると６５０万ユーロ（約７億８７００万円）。来週、身体検査を受ける。

　セビリアは欧州リーグを３連覇した実績を持ち、１６～１７年シーズンは欧州チャンピオンズリーグに出場する。１５～１６年は国内リーグで７位だった。

　攻撃的ＭＦの清武は１２年夏にドイツに渡り、ニュルンベルクとハノーバーで計４シーズン、プレー。セビリアはアルゼンチン代表の技巧派ＭＦバネガが退団の見通しで、定位置をつかむ好機は十分にありそうだ。