B組は日本をよく知る監督ずらり

 サッカーの18年ロシアW杯アジア最終予選の組み合わせ抽選が12日、クアラルンプールで行われ、6大会連続出場を目指す日本は、オーストラリア、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、イラク、タイとのB組に入った。

 B組には日本をよく知る監督がそろった。タイのキャティサック監督とイラクのアルワン監督は、1月のリオ五輪アジア最終予選で指揮を執った。キャティサック監督は「タイのジーコ」とも呼ばれ、攻撃的サッカーを志向する。リオ五輪出場を決めたイラクのアルワン監督は3月にA代表の監督に就任した。

 サウジアラビアを率いるのは、ファンマルウェイク監督。10年南アフリカW杯でオランダを指揮し、1次リーグでは日本を1-0で下し、準優勝に導いた名将だ。元日本代表MF小野(札幌)がフェイエノールトに在籍した時の指揮官でもある。ハリル監督は「サウジアラビアはオランダ人監督がチームを率い、戦術面が向上している」と分析した。

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