国学院久我山 夢散…無念の大敗

 「全国高校サッカー選手権・決勝、東福岡5-0国学院久我山」(11日、埼玉スタジアム)

 初Vを狙った国学院久我山の夢は打ち砕かれた。けん引してきたエースFW渋谷、司令塔MF名倉の2年生コンビが厳しいマークにあい、自慢のパスサッカーを封じられ完敗。最高成績をベスト8から準優勝に更新したが、清水監督は「力の差があった」と脱帽した。

 それでも、決勝まで“クガヤマスタイル”できたことには意味がある。都内有数の進学校のため、勉強面や施設面での制約もあり、他の強豪校のような厳しい練習は積めない。その中で磨き上げてきたパスサッカーで、頂点も狙えることを証明した。

 3年生になる渋谷は「次はどんな相手でもスタイルを貫けるようにしたい。必ず帰ってくる」と宣言。赤く腫らした瞳で、1年後を見据えた。

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