G大阪・宇佐美“雪辱ゴール”誓う

 「ナビスコ杯・決勝、鹿島-G大阪」(31日、埼玉スタジアム2002)

 Jリーグ・ヤマザキナビスコ杯決勝は31日、埼玉スタジアムで行われる。2大会連続3度目の優勝を目指すG大阪と、最多5度の制覇を誇る鹿島が30日、試合会場で前日練習と記者会見を行った。G大阪のFW宇佐美貴史(23)は「こういう舞台でしっかり取りたい」と得点に意欲を見せれば、鹿島の柴崎岳(23)も3年ぶりの優勝へ自信をのぞかせた。

 昨季は涙も流した大舞台に、G大阪の宇佐美が帰って来た。「去年はこのナビスコ杯を取れたから(国内3冠という)結果が出せた。まず1つ目、ここで取るのは重要」。言葉に力がこもった。

 広島と対戦した昨季の決勝は、前半で2点を献上しながら逆転勝利を収めた。しかし、宇佐美は無得点に終わり、自身初のタイトル獲得に「何があっても動じない」という自信をつかんだ一方で、歓喜の瞬間はベンチで見つめ「背負いすぎた」と悔しさも残った。

 「こういう舞台でしっかり取りたい。個人の結果を出して、チームの結果につなげたい」。今回こそは自らの得点で、ピッチの中央で、アカデミー時代から育ててもらったチームにタイトルをもたらすつもりだ。

 日本代表に選出されていたためナビスコ杯はこれが今季初出場。ここまで4試合に計20人が出場する総力戦で決勝まで駒を進めた。「僕は連れてきてもらった立場。みんなの気持ちも背負って戦う」と宇佐美。チームメートの思いに応えるためにも、成長の証しを大舞台で披露する。

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