ハリル監督10・8シリア戦へ抜かりなし

 日本サッカー協会は1日、都内でW杯アジア2次予選E組のシリア戦(8日)、国際親善試合・イラン戦(13日)に臨む日本代表メンバー23人を発表した。

 2次予選最大の大一番を前にしたハリルホジッチ監督に抜かりはない。シリア戦に向けて2週間以上前から分析を進めてきたと言い、手元の資料を掲げた。「ここに持っているのはシリア戦の準備。全部で8試合見た。長所、短所も分かっている。どのようにプレーするか、誰がプレーするかほぼ予想している」と胸を張った。

 シリアは3戦全勝、13得点、無失点でE組首位に立つ。FIFAランク123位と格下ながら、日本がホームで3点しか奪えなかったカンボジアに敵地で6‐0と圧勝した。ハリルホジッチ監督は「我々にとって一番難しく、重要な試合」と警戒心をあらわにした。

 さらに「シリアは先月30日から合宿を始め、2日にはオマーンと親善試合を行う」という。周到な準備を重ねるシリアに対し、日本は5日から練習を開始。FW本田ら海外組の一部は6日からの到着となり、「私にとっては大きな問題」と不安も隠さなかった。

 万が一、敗れることがあれば自力での1位突破は絶望的になる。“決戦”を制し、自らの分析の正しさをピッチで証明する。

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