U22手倉森監督 なでしこにあやかる
16年リオデジャネイロ五輪を目指すサッカーのU-22日本代表は28日、国際親善試合U-22コスタリカ戦(7月1日、ユアスタ)に向けて仙台市内で合宿を開始した。初日の練習にはMF遠藤航(22)=湘南=ら15人が参加。非公開で約1時間汗を流した。
手倉森誠監督(47)は女子W杯カナダ大会で2大会連続の4強入りを果たした「なでしこジャパン」について「連覇に対するプレッシャーに挑みながら勝っていくのがなでしこのたくましさ」と賛辞を贈り、「あやかりたいという思いと男も負けていられない」と闘志を新たにした。
8月には国内組のみで臨む東アジア杯(中国・武漢)が控える。指揮官は「選手たちにはA代表に何人入れるか意識しろという話をした」と明かし、半年後に迫ったリオ五輪アジア最終予選(来年1月、カタール)へさらなる成長を促した。