岡崎、マインツ移籍濃厚の武藤に太鼓判
ドイツ1部リーグ・ブンデスリーガのマインツに所属する日本代表FW岡崎慎司(29)が28日、羽田空港着の航空機で帰国。マインツへの移籍が最有力となっているFW武藤嘉紀(22)=FC東京=を「自分と似ている」と評し、能力に太鼓判を押した。
日本人初のブンデスリーガ2年連続2桁得点を達成した点取り屋も、武藤の精神、姿勢を高く評価した。岡崎が所属するマインツが獲得に動き、今夏の移籍が有力視されている日本代表の後輩を自身と重ね合わせた。
「向上心が高くて、貪欲。去年よりも今年の方がいいプレーをしている。ファーストタッチから常にゴールを見ているところは自分と似ている」
日本代表で歴代3位の43得点を積み重ねてきた現役最高のストライカーが太鼓判を押した。そして、6月から始まるロシアW杯・アジア2次予選に向けて「ライバルだと思っている。(FW陣の)競争に入ってくる。負けていられない」と台頭する新星に対して対抗心ものぞかせた。