サッカーのスペイン１部リーグ、レアル・マドリードのアンチェロッティ監督が来季“永遠のライバル”バルセロナの監督に就任する可能性があるという。２１日にスペインの一般紙エル・パイスが伝えた。

　バルセロナで３冠の可能性を残しているルイス・エンリケ監督の去就が不透明な状況にあり、後任候補のリストに、ライバルチームの指揮官が入っているという。アンテェロッティ氏が評価されているポイントはスター選手ぞろいのチーム運営に長けていること、またバルサ強化部門の事実上の最高責任者であるブレイダ氏とＡＣミラン（イタリア）でともに働いた時期があり、関係が深いことから招聘に現実味があるとされる。

　ただ、エル・ムンドデポルティボ紙によると、報道を受けたブレイダ氏はルイス・エンリケ監督の続投を主張し、アンチェロッティ氏に関する調査報告などの報道を否定している。