「欧州ＣＬ準決勝第１戦、バルセロナ３－０バイエルン・ミュンヘン」（６日、バルセロナ）

　バルセロナのアルゼンチン代表ＦＷメッシが、一瞬のひらめきで決勝進出を大きく引き寄せる得点を決めた。エル・ムンド・デポルティボ紙など７日のスペイン全紙が報じた。

　後半３２分に先制ゴールを奪ったメッシは、直後の同３５分、右サイドからエリア内に侵入すると、ドリブルで相手ＤＦを振り切り、迫って来たＧＫノイアーの頭上を破るループシュートで２点目を決めた。

　メッシはドリブルのシーンについて「一瞬でああいったもの（アイデア）が出た。相手は僕が利き足（左）の方に行くと思っていただろうから右に行くことを考えた」と説明した。

　もっとも３点差での勝利にも「とても良い結果だけど、まだ向こう（敵地ミュンヘン）での試合が残っている。ドイツでプレーするのは簡単じゃない。今日、僕らはしなくちゃいけないことをし、今は第２戦でも同じように戦えるように願っている」と話した。