「ACL・1次リーグ、G大阪1-1ブリラム」(18日、万博)
F組で2連敗中のG大阪はホームの大阪・万博記念競技場でブリラム(タイ)と対戦。MF阿部浩之(25)のゴールで先制したが、後半、相手に直接FKを沈められ、1-1で引き分けた。G大阪は3試合を終え、1分け2敗の勝ち点1で最下位に低迷。決勝トーナメント進出が厳しい状況になってきた。H組の鹿島は敵地で広州恒大に3-4で敗れ、3戦全敗となった。
強い雨の降る中、なんとか勝ち点1をつかんだG大阪だったが、試合後は万博にブーイングが響いた。
立ち上がりは順調だった。これまでのACL2試合では開始10分以内で失点していたが、この日は初めて先手を取った。前半39分に、FW宇佐美が放ったシュートのこぼれ球に詰めたMF阿部が左足を振り抜き、先制ゴールを決めた。
しかし後半17分、直接FKを沈められて同点とされた。GK東口は「キッカーとGKとの勝負に負けてしまった」とうなだれた。
先制点を挙げた阿部は「自分を含め追加点が取れなかったことが引き分けた原因」と振り返り、長谷川監督は「2トップの得点がないことがチームが乗っていかない要因」と、エースFW宇佐美とFWパトリックの奮起を求めた。
開幕3連敗は阻止したものの、2位以上が進む決勝トーナメント進出は厳しい状況に追い込まれた。早ければ次節にも敗退が決まる。「勝てばまだ可能性はある。自分たちの力を信じて戦いたい」と主将の遠藤は話したが、その言葉もむなしく響く。このままでは日本王者の力を何も見せられないまま終わってしまう。G大阪の視界はまだ晴れない。