1年でJ1復帰!徳島が必勝祈願

 J2徳島が21日、徳島県鳴門市の大麻比古神社で必勝祈願を行った。四国勢で初めてJ1に昇格した昨季は、わずか3勝しかできず最下位で降格。再びJ2で戦う今季、チームが目指すのは1年でのJ1復帰だ。小林伸二監督(54)や28人の選手らは引き締まった表情で目標達成を誓った。

 再びJ1で戦うために、屈辱を力に変える。徳島イレブンは静かに目を閉じ、目標達成を祈願した。「J1復帰と、選手が大きなケガをしないことをお祈りしました」。就任4年目の小林監督は晴れやかな表情で語った。

 選手、スタッフ合わせて約60人で大麻比古神社を参拝した。全員が大型の絵馬に目標や願いを書いて奉納。本殿に上がり、緊張した面持ちでお祓(はら)いを受けた。選手を代表して玉串を捧げたMF浜田武(32)は「新鮮な気持ち。簡単ではないけどJ1に復帰できるように頑張りたい」と決意を口にした。

 昨季J1で3勝5分け26敗、勝ち点14の最下位で降格を喫した。チームトップの7得点を挙げたFW高崎が鹿島に移籍するなど選手が大きく入れ替わり、G大阪から4年ぶりの徳島復帰となるFW佐藤晃大(28)ら11人の新加入選手を迎えた。

 新たなスローガンに「挑戦」の2文字を選んだチームは19日に始動。指揮官は「自動昇格」を目標に設定し、「25勝、勝ち点80以上」の具体的ノルマを選手たちに示した。28日から行う10日間の高知・春野キャンプでフィジカルを強化。2月9~21日の宮崎2次キャンプで実戦を重ね、戦術を練り上げる。

 祈祷(きとう)を終えたDF福元洋平(27)は「J2最少失点を目指したい」と堅守の再構築をテーマに掲げた。愛媛との“四国ダービー”で始まるシーズン開幕は3月8日。全員が同じ目標を見据え、じっくりと準備を進める。

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