バロテリの白人願望を恩師が明かす

 イングランド・プレミアリーグ、リバプールのイタリア代表FWマリオ・バロテリについて「マリオは白人になりたがっていた」と少年時代の恩師が明らかにした。8日までに英大衆紙のザ・サンが報じた。

 バロテリの担任だったティツィアーナ・ガッティさんによると、当時のバロテリはクラスメートとうまくやっていけず疎外感を覚えていたという。

 「彼はアイデンティティーの問題が肌の色にあると考えていた。『僕の心も黒いのかな』と尋ねてきたこともあった。みんなと同じでいたがった。受け入れてもらえないのを怖がっていた」と語った。

 また手を洗う際、熱湯に赤インクを混ぜていたとも。「手の色が変わったら仲良くなれると思ったようだ」と振り返った。

 現在バロテリは、自身のSNSで人種差別主義ともとれる表現をしたことで、数試合の出場停止処分が科される可能性も浮上している。

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