カズが日本の顔 親善大使で“初W杯”

 日本サッカー協会(JFA)は5日、元日本代表FW三浦知良(47)=横浜FC=を「JFAアンバサダー(大使)」としてW杯が開催されるブラジルに派遣すると発表した。同日の理事会で承認した。14日の日本‐コートジボワールを観戦し、17日にJFA名誉総裁の高円宮妃久子さまと共にイベントに参加する。

 カズが“第2の故郷”とも言えるブラジルの地を踏む。JFAアンバサダーとして12日に出発し、20日に帰国する予定で、コートジボワール戦を観戦し、高円宮妃久子さまと共にイベントにも参加する。

 カズは、静岡学園高を中退して1982年にブラジルへ渡り、90年に帰国するまでサントスなどで活躍。今回、JFA国際委員を務める梅田邦夫・駐ブラジル日本大使がブラジルと縁の深い三浦の派遣を要請した。

 J2はシーズン中だが、カズは左脚付け根を痛めてリハビリ中のため、横浜FCは「短期なら」という約束で、チームを離れることを認めた。JFAの大仁邦弥会長は「日本とブラジルの結びつきを象徴する選手。大変ありがたいし、現地でも喜んでもらえるのでは」と話した。

 あくまでも日本協会の親善大使的な立場のため、日本代表に帯同することはなく、合宿地も訪問しない。

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