長友が警鐘「気を抜いたらやられる」

 「日本代表・W杯直前合宿」(3日、クリアウオーター)

 サッカー日本代表は、3‐1で逆転勝ちしたコスタリカ戦から一夜明けた3日、約1時間半、調整した。DF長友佑都(27)=インテル・ミラノ=は「ここで気を抜いたらやられる」と、W杯1次リーグ初戦のコートジボワール戦(14日・レシフェ)に向けて警鐘を鳴らした。日本代表は6日、タンパでW杯前最後の親善試合となるザンビア戦に臨む。

 楽観ムードが漂っているわけではない。世界の高みを見てきたからこそ言いたかった。後半途中から出場したコスタリカ戦後、口を開くことのなかった長友が静かに語った。

 「結果が出たのはいいこと。ただ、これで気が抜けたり浮かれたりしたら、正直、コートジボワールにはやられると思う。個々のレベルもまったく違うし、特に前線のジェルビーニョやドログバとかは(コスタリカとは)レベルがかけ離れている。これで満足したら危ない」。慢心を恐れ、警鐘を鳴らした。

 昨年11月の欧州遠征から負けなしできているものの、長友はW杯への臨む難しさを感じているという。「10年(南アフリカ)W杯では、チームはネガティブだったが、初戦に勝って変わった。コスタリカ戦は連動の部分でも勝てたけど、みんなの気持ちがフワッとなると、正直難しい」。準備期間だからこそ、危機感を持つべきという考えだ。

 「昨日の試合後、(本田)圭佑、(香川)真司と話した。僕たちが進んでいる道は間違っていないと。そのサッカーができれば、必ず強豪国にも勝利できる」と言い切った長友。かぶとの緒を締め、ブラジルへと乗り込む。

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