徳島シュート1本6連敗にブーイングも

 「J1、徳島0‐4川崎」(6日、鳴門)

 終了の笛と同時に、サポーター席からブーイングが飛んだ。0‐4の大敗。抵抗さえできなかった。徳島が泥沼の開幕6連敗だ。

 なりふり構わぬ5バックの布陣が、あっさりと崩された。前半8分にオウンゴールで先制を許すと、同11分には川崎のFW大久保に約25メートルのミドルを決められた。「度肝を抜かれるような失点で、ゲームプランが崩れた」と小林監督。川崎の巧みなパスワークにほんろうされ続け、後半も2点を失った。

 徳島のシュートは、後半ロスタイムにFWドウグラスが放った1本だけ。ボールを奪っても、横や後ろへのパスが目立ち、前へ運ぶ積極性を欠いた。MF大崎は「ブーイングされても仕方ない内容」とうつむいた。

 延長戦が廃止された2003年以降では、11年に福岡が記録した“開幕9連敗”がワースト。その不名誉な記録が近づいている。6試合で1得点、19失点の厳しい現実にも「打ちのめされてはいるが、勝つ可能性はある。そこに向かって準備したい」と小林監督。次節は12日、敵地で神戸戦。希望を捨てず、前に進むしかない。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    スコア速報

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス