村井チェアマンTV観戦…浦和には苦言

 「J1、浦和1-1清水」(23日、埼玉)

 浦和のサポーターが8日の鳥栖戦(埼玉)に差別的な横断幕を掲示した問題の処分で、サッカーのJリーグで初の無観客試合となったJ1の浦和‐清水が23日、さいたま市の埼玉スタジアムで開催され、1‐1で引き分けた。浦和が自粛をファン・サポーターに呼びかけたため、来場者はなし。浦和は選手、スタッフらが「差別撲滅宣言」に署名し、再発防止へ全力を尽くすことを表明した。

 浦和に厳罰の裁定を下したJリーグの村井満チェアマン(54)は、初の無観客試合をテレビ観戦した。試合後にはリーグを通じてコメントを出し「今回の制裁を私自身も大変重く受け止めて」とスタジアムに足を運ばなかった理由を説明。「ファン・サポーターの姿がないスタジアムでの試合は理想と最も遠い試合。大変寂しく、悔しい思いで試合を見ました」とした。

 また「悲しい事件が終わりになるわけでは決してありません」と続け、浦和には「信頼回復に努めていただきたい」と注文をつけた。

 一方、会場を訪れたJリーグの中野専務理事は「誰もが来られない状況となって(Jリーグとしても)申し訳ない」と語った。

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