仲介人が本田移籍交渉の内幕を明かす
日本代表МF本田圭佑(CSKAモスクワ)のミラン移籍騒動について、移籍交渉の仲介をしたミランのコンサルタント、ブロンゼッティ氏が「ミラノフの故障がターニングポイントだった」とCSKAが本田の放出後の後釜として獲得したブルガリア人МFのケガが原因だったと明かした。
11日付ガゼッタ・デロ・スポルトが報じた。同氏は、6月中旬に本田の実兄で代理人の弘幸氏からミラン移籍のため力を貸してほしいと連絡があり、7月3日にミランで会議の後、CSKAにコンタクト。CSKA側は本田の移籍金は2000万ユーロ(26億円)が妥当としていたが、年末で契約が切れるため500万ユーロ(約6億5000万円)を要求してきたという。これにミランは300万ユーロ(約2億6000万円)のオファーをした。その後、ミラノフの故障で「CSKA側の態度が豹変した」とブロンゼッティ氏は話している。