ザック監督、コンフェデ杯は最強布陣で
サッカー日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(59)が26日、各大陸連盟王者などが出場するコンフェデレーションズ杯(来年6月、ブラジル)の組み合わせ抽選(12月1日、サンパウロ)に出席するため、成田空港からブラジルへ出発した。
ブラジル、スペイン、イタリアなど強豪国が出場する中、「駒を一つでも先に進めたい」と結果を重視した監督は「ブラジル、スペインが一番強いと思う。できるだけ後に当たりたい」と、1次リーグでの別組を願った。母国・イタリアとの対戦については「日本代表の監督でいるうちに対戦したい」と希望した。
同大会はプレW杯と位置づけられている。来年3月のW杯アジア最終予選・ヨルダン戦で日本がW杯出場を決めた場合、6月4日(対オーストラリア)、同11日(対イラク)のW杯予選は消化試合となるが、指揮官は「相当長い期間、一緒にいられる」と約1カ月間、ベストメンバーで合宿を組む考え。ブラジル滞在中には合宿候補地も視察する。
準優勝した01年日韓大会以来となる1次リーグ突破で、W杯へ弾みをつける。