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香川ド緊張…最終予選へエースの重圧

 シュートを放つ香川(撮影・棚橋慶太)
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 シュートを放つ香川(撮影・棚橋慶太)

 「W杯アジア最終予選、日本-オマーン」(3日、埼玉)

 サッカー日本代表のFW香川真司(23)=ドルトムント=が、オマーンとの決戦前日の2日、エースの重圧に武者震いした。日本は公式練習を試合会場の埼玉スタジアムで行い、香川は左サイドでタッグを組むDF長友佑都(インテル・ミラノ)とのコンビネーションを確認。リーグ戦、カップ戦と2冠を達成したドルトムントでの重圧と比較し「比べものにならない」と、最終予選独特の雰囲気に臨む心境を打ち明けた。

 柔らかな表情で包み隠してはいたが、23歳のエースの両肩には重圧がのしかかっていた。「ドルトムントでそういうプレッシャーの中で戦いましたし…」と発した香川は、こう続けた。

 「代表は別物なので、新たなトライというか…。プレッシャーの中で大事な場面で得点できる選手になりたい。そうやって強くなっていける」。

 イングランドの名門、マンチェスター・ユナイテッドが15億円以上とも言われる移籍金を用意するほどの選手になっても、日本代表としては満足していない。2月の3次予選・ウズベキスタン戦では、トップ下で起用されながら不発に終わった。W杯予選でのゴールは、昨年10月の3次予選・タジキスタン戦での2得点だけ。W杯出場に貢献した実感は薄い。

 会見では、2年前の南アフリカW杯でカメルーン代表監督として日本と対戦したオマーンのルグエン監督から名指しで絶賛された。「香川が加わって、2年前よりバランスが取れた、世界的レベルのチームだ」‐。もっとも、伝え聞いた香川は「代表では特にそういうのは感じない。もっともっと結果を残さないといけない立場っていうのは感じる」と、控えめに切り返した。

 これまで、自らが得点した国際Aマッチは6勝1分け。「最終予選っていうW杯につながる舞台で、どれだけ結果を残せるのか、こだわってやりたい」。“不敗神話”も味方に、最終予選の魔物を実力で振り払う。

(2012年6月3日)

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