2m綾部蓮が宮原健斗を撃破、新3冠王者の安齊は新技で白星発進 全日本チャンピオンカーニバル

 宮原健斗に完勝し、勝ち誇る綾部蓮
 綾部蓮に完敗し、悔しさいっぱいの宮原健斗
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 「プロレス・全日本」(18日、後楽園ホール)

 春の本場所チャンピオン・カーニバルが開幕し、1日付で入団した身長2メートルの綾部蓮が、Aブロック公式戦でエース格の宮原健斗に完勝する衝撃的な白星発進を決めた。

 綾部はランニングネックブリーカードロップやドロップキック、ビッグブーツなど創業者のジャイアント馬場さんをほうふつさせる動きを随所に見せ、最後はドラゴンスープレックスホールドからのデスルーレット(旋回してからのみちのくドライバー)で完璧な3カウントを奪った。

 綾部は「ここから上がるも下がるも自分次第。新しい全日本の綾部を見せられたんじゃないかと思います」と手応え十分。敗れた宮原は「スター街道のきっかけを与えてしまった。今日の負けは認めよう」と、綾部の将来性を感じていた。

 この他のAブロック公式戦は芦野祥太郎が大森北斗、青柳優馬がデイビーボーイ・スミスJr.を破り、白星発進した。

 3・31大田区総合体育館大会で中嶋勝彦から3冠ヘビー級王座を奪取した安齊勇馬は、メインのBブロック公式戦で世界タッグ王者の斉藤ジュンと激突。ジャンピングニーアタック、ジャーマンスープレックスホールドとたたみかけ、肩車のように担ぎ上げてからシットダウンパワーボムでたたきつける新技「ギムレット」で3カウントを奪った。

 安齊は「このまま誰が優勝するか分かりますよね?記録とか時代とか歴史とか、全てひっくるめて勝ちます」と優勝宣言した。

 出場16選手中、最年長となる47歳の諏訪魔は、世界タッグ王者の斉藤レイから序盤は猛攻を受けたが、パワーボムをショルダースルーで切り返して逆転し、145キロの巨体をバックドロップで投げて快勝。「いま旬の斉藤レイに勝てて良かったな。まだまだ元気だぞってところを見せないとな。まだまだ跳ね返してやりますよ」と怪気炎を上げていた。

 この他のBブロック公式戦はロード・クルーが本田竜輝を撃破した。

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