ユーリ阿久井政悟が公開練習 相手陣営の視察を初体験し「何を見ているのかな?」

 ミットを打つユーリ阿久井政悟(左)=撮影・佐藤厚
 サンドバッグをたたくユーリ阿久井政悟(撮影・佐藤厚)
 ファイティングポーズを取るユーリ阿久井政悟(撮影・佐藤厚)
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 「ボクシング・WBA世界フライ級タイトルマッチ」(5月6日、東京ドーム)

 1位の桑原拓(29)=大橋=の挑戦を受ける王者のユーリ阿久井政悟(28)=倉敷守安=が18日、都内の帝拳ジムで公開練習を行った。

 3月31日に上京し、4月1日から4週間の予定で練習中。1月23日にエディオンアリーナ大阪で世界王者となり、今回が初防衛戦となるが「対策というより、自分のボクシングを磨き上げる練習をしてきた。世界チャンピオンになる前からそういう練習をずっとしてきたので、特にいまさら何が変わるということはない」と話した。

 桑原は2021年7月21日の日本フライ級王座防衛戦で最終10ラウンドにKOしている相手だが「同年代の選手ですし、試合は気になっていたし、ずっと見ていました。スピードがすごいあった印象ですが、最近はパワーも加わって一発で倒している試合もあるので、そこは警戒したい」とあなどることはない。

 「駆け引きするようになってきたなという印象があるので、技術面の勝負でどっちがペースを取るかになる」と、勝負の鍵を語り、「やっぱり圧倒したいというのがあります。相手があることなんですが、そこをどうコントロールできるかだと思います」と理想の展開を述べた。

 会場の東京ドームは8年ほど前、妻と交際中、関ジャニ∞(現スーパーエイト)のコンサートで一度だけ行ったことがあるといい、「野球選手ってここでホームランを打つんだな」と感動したと回想。前回のエディオンアリーナで初めて大会場で試合をして「すごい楽しかったので、自分は実はこういう(大きな)舞台に向いてたんだ」と感じたと明かしていた。

 また、この日は桑原陣営の大橋秀行会長と松本好二トレーナーが視察。相手側に視察されるのは「初めて」だといい、「面白かったです。何を見ているのかな?と思った」と笑顔を見せていた。

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