力石政法が敵地イタリアで劇的なTKO勝ち 最終12回、世界前哨戦制す

 マイケル・マグネッシ(左)と健闘をたたえ合う力石政法=イタリア・ローマ(3150FIGHT提供)
 WBCシルバー王座を獲得した力石政法(中)。右は兄の矢吹正道、左は亀田興毅氏
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 「ボクシング・WBCシルバースーパーフェザー級タイトルマッチ」(22日、イタリア)

 世界5位の力石政法(29)=LUSH緑=が世界6位のマイケル・マグネッシ(29)=イタリア=の持つシルバー王座(日本未公認)に挑戦し、最終12回2分34秒、劇的なTKO勝ちを収めた。

 敵地ローマで、力石がメークドラマした。

 マグネッシが前に出て圧力をかけ、力石が迎撃する展開が続いたが、10回に力石が右フック、左ストレートを直撃させて形勢逆転すると、11回は攻勢に。最終12回、右フックで最初のダウンを奪うと、左フックでダウンを追加。その後も大ダメージのマグネッシはダウン気味に倒れ、何とか立ち上がったが、力石がロープにマグネッシを詰めてめった打ちにすると、レフェリーが割って入って試合を止めた。

 WBC世界スーパーフェザー級王座への挑戦者決定戦と銘打たれた一戦、しかも不利なアウェーで最高の結果を出した力石。ついに世界へのチケットを手に入れた。

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