「ＲＩＺＩＮ　ＬＡＮＤＭＡＲＫ５　ｉｎ　ＹＯＹＯＧＩ」（２９日、代々木第一体育館）

　元大相撲十両貴ノ富士のスダリオ剛が、元ＵＦＣファイターでＤＥＥＰメガトン級王者のロッキー・マルティネスと対戦。判定３－０で圧倒した。

　スダリオは昨年大みそかのジュニア・タファ戦で１回ＴＫＯ負け。再出発を誓った一戦だった。スダリオは「勝ちました！前回は無様な負けをしましたが、最初はプレッシャーがすごかったが、先月子どもが生まれ、お父さんになって初めての試合。かっこよい試合を見せたくて、本当に勝てて良かった」とうなずいた。

　スダリオは１回から主導権を握り、２回はスダリオの強烈な打撃でマルティネスから大流血。パウンドから圧力をかけ続け、サッカーボールキックも繰り出した。

　試合前の時点でＲＩＺＩＮ通算６勝２敗だったが、圧勝。中継したＡＢＥＭＡでは実況が「ここまで冷徹、冷酷に戦えるんですね」と伝え、解説の高田延彦も「えげつないね」と語っていた。