亀田興毅、引退撤回「ラスト亀田興毅プラスワン」ロマゴン戦ぶち上げた

ポンサクレックに勝利し、雄たけびをあげる亀田興毅(撮影・金田祐二)
3枚

 ボクシング元世界3階級制覇王者の亀田興毅(31)=協栄=が5日、後楽園ホールで1日限りの現役復帰としてスパーリング形式の“引退試合”を行い、元WBC世界フライ級王者のポンサクレック・ウォンジョンカム(40)=タイ=に“TKO勝ち”した。試合後、引退のテンカウントゴングを行ったが、その最中で引退を撤回。元世界4階級王者のローマン・ゴンサレス(30)=ニカラグア=との対戦を熱望した。

 元日の現役復帰に続く、驚きの引退撤回宣言となった。引退の意思を確認し、テンカウントの十点鐘が打ち鳴らされ始めた瞬間、興毅の「ちょっと止めてください!」の声が響く。

 「すいません。申し訳ないです」とマイクを持った興毅は「往生際悪くて、申し訳ないんですけど」と話し始めた。現役復帰を決めた時、戦いたい相手が2人いるとし、その1人がこの日のスパーリングで2回に倒したポンサクレックだった。

 そしてもう1人。「どうしても自分にうそをつけない」とかつてパウンド・フォー・パウンド(全選手を同じ階級と見なしたランキング)で最強とランクされたゴンサレスの名前を出した。「ローマン・ゴンサレスと拳を交えることがあるんであれば、最後拳を交えてそれで自分は完全に引退します」。対戦を実現させることは難しいとしながらも、「ラスト亀田興毅、最後の現役復帰プラスワン」を宣言した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス