世界王者・田口が大田区民栄誉賞内定 結婚観も明かす
WBA世界ライトフライ級王者で東京都大田区出身の田口良一(ワタナベ)が18日、渡辺均会長と大田区役所に松原忠義区長を表敬訪問し、昨年12月31日に引き分けによる5度目の防衛成功を報告した。
松原区長からは「大田区民栄誉賞」に内定し、3月に表彰式を行うと伝えられた。同賞は11年「なでしこジャパン」の丸山桂里奈に続き2人目だ。田口は「本当にありがたい。また頑張ります」と感激の面持ちだった。
田口は、14年の世界王座獲得から全防衛戦を大田区総合体育館で行っている。ノンタイトル戦も含め7試合を同体育館で行っていることが評価された。
区長から「V5は難しい試合でしたね」と問われると「(プロで)29試合やってきて一番やりづらかった。強さとやりづらさは違っていて、前半ボディーが打てずに難しい試合でした。いい経験になりました」と振り返った。
渡辺会長は「次は5月か6月、7月にやりたいですね。場所はもちろん、大田区総合体育館ですよね」とプランを明かした。田口はすでにロードワークは始めており、19日にはジムワークも再開するという。
また、この日は結婚観も披露した。同じ小中学校で同学年の「SEKAI NO OWARI」のキーボード、Saoriが12日に俳優の池田大との結婚を発表したことを受け「子供が好きなので3年以内には欲しい。いや、35歳かな」と注目発言だ。
現在、交際中の彼女がいないため、相手を探すことが先決。「現役のうちに結婚した方がいいという人と、現役の間は一人の方がいいという人と二通りあるんですよね」と悩ましげだった。