IWGPヘビー級王座戦、到来なるか“オカダ時代” 1・4東京D大会展望

 日本プロレス界最大のイベントである新日本プロレス・東京ドーム大会(1月4日)が近づいてきた。中邑真輔、AJスタイルズら有力選手が米国WWEへ旅立ち、新時代に突入した新日本。今大会も王者オカダ・カズチカ(29)にケニー・オメガ(33)が挑戦するメインイベントのIWGPヘビー級選手権をはじめ、盛りだくさんの全11試合が組まれている。

 やはり注目はIWGPヘビー級選手権だ。王者のオカダは前回、6年連続で1・4のメインを務めていた棚橋弘至を破り、“オカダ時代”到来を思わせたが、順風満帆とはいかなかった。その後はロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)を率いる内藤哲也の台頭を許し、主役になりきれなかった。

 それでも、一度は内藤に奪われた同王座を取り返し、再び1・4のメインに帰ってきたのはさすが。今度こそ“オカダ時代”を決定づける、誰にも文句を言わせない戦いを見せられるか。

 一方、挑戦者のオメガは、AJを追放してバレットクラブの新リーダーとなり、外国人で初めてG1クライマックスを制するなど大車輪の活躍を見せた。最高の舞台でオカダを破れば、AJを超える存在になると言っても過言ではないだろう。

 もう一つの注目は王者の内藤に棚橋が挑戦するIWGPインターコンチネンタル選手権。LIJ旋風を起こし、中邑の代名詞であった同王座に就き、プロレス大賞MVPまで受賞するなど話題の中心だった内藤に対し、棚橋は1・4でオカダに敗れた後は、肩の負傷で長期欠場。無冠が続くなど失意の1年を過ごしてきた。

 憧れの人である棚橋に「トドメを刺す」と公言する内藤がさらなる飛躍を遂げるのか。それとも、棚橋が“エース復権”を果たすのか。新日本の今後を左右する一戦となりそうだ。

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