ボクシング健康管理金問題収束へ 年明けに共同声明発表

 ジム会長らで組織する日本プロボクシング協会(JPBA)は24日、東京都内で理事会を開き、試合で負傷した際の治療費充当のため選手から徴収する「健康管理見舞金」で日本ボクシングコミッション(JBC)に不明瞭な扱いがあると問題視していた件で、JBCと問題収束の共同声明に合意した。年明けに正式発表される。

 声明にはJBCの財務状況改善、説明責任などが盛り込まれたという。JPBAの渡辺均会長は「大きな重荷が取れ、発展へお互い力を合わせていける」と語った。理事会に出席したJBCの安河内剛事務局長は「不正な着服は一切なかった。説明が不十分だった」と述べた。

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