W-1・ベテラン軍の亀裂深まる「NOSAWAがガン」と排除示唆

 プロレス団体のWRESTLE-1(W-1)は12日、都内で今月9日に行われた後楽園ホール大会の明け会見を開き、来年1月8日の後楽園ホール大会の対戦カードなどを発表。会見に出席したベテラン連合軍は、欠席したNOSAWA論外を「ガン」と糾弾するなど、亀裂が深まったことを感じさせた。

 9日の大会で行われた若手が結成した「NEWERA」との対抗戦で全勝し、4大王座を総なめにしたベテラン軍。だが、近藤修司、NOSAWA論外、葛西純組がUWA6人タッグ王座を奪取したものの、論外と葛西が口論を始めるなど不協和音が響いていた。

 そして、この日の会見にはベテラン軍から河野真幸、カズ・ハヤシ、近藤、葛西、MAZADAが出席ししたものの、鈴木鼓太郎と論外が欠席した。鼓太郎は他団体参戦のためだったが、論外はアルバイトとのことで、それを聞いた葛西は「飲食店でバイトでもやってんのか、アイツは。オレたちが取ったベルトなのになんなんだよ。自覚がないんじゃないのか」と憤慨。すると、近藤が「もしかしたらNOSAWAさんがガンなのかもしれない」と疑惑の目を向け、「ちょっとまた、あの人抜きで考えましょう」と、論外排除を示唆した。

 来年1月8日の後楽園大会では王者MAZADAにアンディ・ウーが挑戦するW-1クルーザーディビジョン選手権、W-1王座挑戦権獲得を目指して、征矢学が王者の河野に挑むノンタイトル戦などを行うことが決定。河野は「防衛戦ではないけどしっかり勝って、次の防衛戦では武藤敬司とやりたいと思います」と、勝利宣言とともに、武藤戦を改めて熱望した。

 一方の征矢は9日の大会ではベテラン軍側で戦ったが、この日は不在。征矢はメンバーなのかどうかを報道陣から確認されると、河野は「どうなんですかね」と困惑し、メンバーに「征矢はどうします?入れます?」とたずねたものの明確な答えが返ってこず。「みなさん回答に困っているようなので、その辺は保留ということで」との考えを示した。

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