モデルボクサー高野人母美20日「敗戦」即「引退」 金平会長突きつけた

 「ボクシング女子・6回戦」(20日、後楽園ホール)

 東洋太平洋女子スーパーバンタム級王者・高野人母美(29)=協栄=が14日、都内で20日に後楽園ホールで行われる再起戦に向けて練習を公開した。5月の「次の試合で勝っても負けても引退」発言が騒動となったが「もう一度頑張ろうと、気持ちはリセットできた」と出直し宣言だ。

 しかし、金平桂一郎会長は甘くはなかった。対戦相手のワンダーガール・シットサイトーン(タイ)は167センチの長身。「厳しい相手を選びました。人母美の武器が使いづらい。負けたら次はないですよ」と、敗戦即引退を突きつけた。

 これには高野が絶句。「クラクラしました。正直、プレッシャーなく復帰戦を楽しもうと思っていた。私、追い込まれるとダメになるタイプなので」と戸惑いを隠せなかったが「この試合に勝って次につなげたい」と覚悟を決めた。

 同級1位で元モデルボクサーの後藤あゆみ(ワタナベ)から対戦を求められているが「目の前の試合に勝たなければいけない」と多くを語らなかった。

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