40歳佐々木が日本ランカーに挑む

 「ボクシング・スーパーライト級8回戦」(2日、新宿フェイス)

 前日計量が1日、都内の日本ボクシングコミッションで行われ、日本同級9位の岡崎祐也(29)=中内=は63・5キロ、元東洋太平洋、日本スーパーライト級、東洋太平洋ウエルター級王者で佐々木基樹(40)=帝拳=は63・1キロで一発パスした。

 今年2月に2年9カ月ぶりの復帰戦をKOで飾った佐々木は、早くも日本ランカーとの対戦。「プロモーターのおかげです。自分にはじっくりチャンスを待つ時間がないので、だれでもいいからランカーとやりたかった」と話した。

 「40歳佐々木」と報じられることに、やや戸惑い?があるようで「この試合に勝ったら11月に41歳になるんで、リングネームを『41歳佐々木』にしようかと考えています」とジョークも。この年齢で現役を続けることについて「賛否はある」としながら「もちろん、自分のためではあるけど、応援してくれる方々の期待に応えたいという気持ちでやっている」とモチベーションを明かした。

 対する岡崎は「偉大なボクサーと闘えてうれしい。とても40歳には見えない。倒しに来るでしょうから、オレもそのつもりでいつも通り、ぶん回していきます」と返り討ちを宣言。大ファンのプロ野球、広島カープが絶好調で「僕も日本一を目指します」と笑顔を見せていた。

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