小幡が大谷超えで火祭り初V!「オレがZERO1を変える」

 「プロレス・ZERO1」(31日、東京・後楽園ホール)

 シングルリーグ戦「火祭り」の優勝決定戦が行われ、小幡優作(32)が大谷晋二郎(44)を下して初優勝を果たした。

 小幡は、この日に行われたリーグ戦の最終戦でジェームス・ライディーンを30分時間切れ引き分けの激闘を演じ、勝ち点28の2位となり、勝ち点30で1位となった、優勝4回を誇る「火祭り」の提唱者の大谷と優勝決定戦で激突。2人はチョップ、張り手、エルボーの打ち合いなどで、火祭りの名のごとく、熱く激しい戦いを繰り広げた。

 小幡は大谷に、場外での強烈なイス攻撃、さらに右ヒザ集中攻撃などで追い込まれるが気迫で耐え抜き、得意のニーアタックなどで応戦。最後は打撃合戦に打ち勝つと、ニーアタック連発からダイビングニーアタックをたたみ掛け、29分50秒の熱闘にピリオドを打った。

 1日で1時間近く戦った疲労とダメージでしばらく立ち上がれなかった小幡。リング上でのインタビューで、大谷超えを果たしての優勝を「準決(ライディーン戦)、決勝と厳しい戦いでしたけど、自分はこれからのZERO1のためにも負けられなかった」と振り返り、優勝者に与えられる「火祭り刀」を引き抜いた。

 そして、ファンに向かって、「今日戦った大谷選手もそうですけど、上の選手をボクが倒していかないとZERO1は変わっていかないと思います。厳しい戦いかも知れませんが、絶対にあきらめません。ボクが、オレが、ZERO1を変えてやる」と、力強く世代交代実現を宣言した。

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