アリ氏10日に公葬、ネット公開も予定

 3日に死去したボクシングの元世界ヘビー級チャンピオン、モハメド・アリ氏の公葬が10日に出身地の米南部ケンタッキー州ルイビルで営まれることが決まった。ビル・クリントン元大統領らが参列し弔辞を読み上げる予定。アリ氏の家族の代理人が4日の記者会見で明らかにした。死因は敗血症性ショックだったという。

 代理人によると、アリ氏は呼吸器系の病気でアリゾナ州フェニックスの病院に入院、当初容体は安定していたが悪化し、家族にみとられながら3日午後9時10分に亡くなった。

 代理人はアリ氏の最期について「厳粛な瞬間だった」と振り返った。10日にルイビルでアリ氏を追悼するための行進も行われる予定で、公葬はインターネット上で公開される。

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