「ボクシング・日本フェザー級タイトルマッチ」(28日、後楽園ホール)
王者・細野悟(32)=大橋=が、同級1位の福原力也(37)=ワタナベ=を3-0の判定で下し、6度目の防衛に成功した。1回からの打ち合いは、5回の公開採点でジャッジ3人が福原を支持した。
だが、その後は接近戦から攻勢に転じ、8、9回にはともに左ボディーでダウンを奪い突き放した。細野は「倒したかった。それだけ」と悔しさもにじませた。
大橋会長は「この展開でKOできないと、世界戦なんか、かからない」と厳しい一言。4度目の世界挑戦は、まだ先になりそうだ。