山中、地元京都でV10に自信
「WBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦」(3月4日、島津アリーナ京都)
10度目の防衛戦に臨む山中慎介(33)=帝拳=が24日、都内のジムでフィリピン人世界ランカーと2ラウンドのスパーリングなどの練習を公開した。
「(減量は)あと2キロですね。この季節は落としやすい。夏と違いエアコンに気を使わず、ストレスなく練習できます」と、したたる汗をぬぐった。
挑戦者の同級3位リボリオ・ソリス(33)=ベネズエラ=は世界戦で河野公平、亀田大毅に判定勝ちしている。「倒しにくい相手ではあるけど、自分のパンチが当たれば倒れると思う。厳しかった(前回の)モレノ戦の経験も生きてくる」と自信を見せた。
高校(南京都高=現京都広学館)時代を過ごした京都での試合について「京都で成長したので、たくましくなった姿を見せたい」と、気持ちを高ぶらせている。
