全日本の世界ジュニア王者・鈴木鼓太郎(37)が16日、横浜市内で会見し、11月末で退団することを発表した。7月末に1年契約を締結後、2度の見直しを迫られたと明かし「納得できなかった」と説明。今後は白紙とした。ベルトは返上し、参戦が決定済みの次期シリーズは12月1日以降、フリーとして出場する。
全日本は潮崎豪、曙に続く離脱者で危機的状況。秋山準社長は「この状況を招いたのはすべて僕の責任。でも、まだ一緒に頑張ってくれる選手もいる。前を向いて行くしかない」とコメント。「離脱者は打ち止め?」と聞かれると「であってほしい」と厳しい表情で返した。