史上初の日本選手海外対決も空席だらけ

 「ボクシング・WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ」(16日、シカゴ)

 米国では初となった日本選手同士のボクシング世界戦が米イリノイ州シカゴのUICパビリオンで行われ、王者・河野公平(34)が、元世界3階級王者で同級2位の亀田興毅(28)を3-0の判定で下し、2度目の防衛に成功した。

 史上初という日本選手同士の海外での世界戦。会場になった約9500人収容の大学の体育館は関係者以外に日本人が少なく、空席が目立った。シカゴは本拠を置く米大リーグのカブスが12年ぶりにナ・リーグ優勝決定シリーズに進出し、野球の話題が多い。街にこの試合の広告も見当たらなかった。

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