諏訪魔タッグで藤田戦実現に「楽しみ」

 「プロレス・全日本」(26日、後楽園ホール)

 天龍源一郎の引退試合となる11月15日の両国国技館で藤田和之との初対戦が決まった全日本プロレスの諏訪魔が「プロレス界に響くような激しい試合をしたい。正面衝突してみたい」と気合のコメントを発した。真霜拳號と組み、藤田&火野裕士と対戦が電撃的に決まった諏訪魔は「オレが一番驚いている。楽しみ。(実現させてくれた)天龍さんには感謝してる」と目を輝かせた。

 対戦を熱望してきた諏訪魔は、藤田が主戦場とするIGFの5月5日・大阪大会へ来場し、IGF側に翌6日の全日本後楽園大会のチケットを手渡した。しかし、IGF側は来場せず、全日本・秋山準社長が不快感を示した。諏訪魔はその後も“第3のリング”での実現を目指していたが「全日本と向こう(IGF)の問題もあって、できなかった」と暗しょうに乗り上げていた。

 当日が待ち遠しい。「ダメだなと思ったら、最後の最後で準備してくれた。あとは暴れるだけ。リングに集中していく。プロレス界全体に響くように。プロレスはこうなんだという激しい試合をしたい」。藤田に対し「(攻撃を)味わってみたい。ゴリラみたいな体からどんなヒザ(蹴り)を入れてくるのかとか。オレはチョップ。正面衝突してみたい」と思いを明かした。シングル戦ではなかった初対決の“先”を聞かれると、「今は(点を)線にすることは考えてない」とし、「(11・15の)一瞬にかける。すべてをぶつける」と意気込んだ。

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