村田諒太、世界挑戦は来年末に延期

 ロンドン五輪ボクシング金メダリストで、WBC世界ミドル級4位をはじめ主要4団体全てで世界ランカーの村田諒太(29)=帝拳=の世界挑戦が来年末に延期されたことが4日、分かった。

 村田が5月にプロ第7戦を終えた時点では年内に米国で前哨戦を行い、年末に世界挑戦という青写真が描かれていたが、7月に右肩を故障したことで変更を余儀なくされた。

 来週渡米する本田明彦帝拳ジム会長は「次の相手を決めてくる。強い相手になるけど世界前哨戦じゃない。普通の10回戦。来年二つやって、年末に(世界戦を)やれれば最高」と、変更路線を披露。「(右肩故障の)影響はもちろんある。そんなに甘い階級じゃないし、慌てることはない」と、無理はさせず、万全の状態で世界戦の舞台へ送り出すつもりだ。

 この日の村田は、同門で前東洋太平洋ウエルター級王者の亀海喜寛と3Rのスパーリングを行った。「早く(次戦が)決まるといいですね。試合がしたい」と話した。

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