高山、原を見下す“技術指導”宣言
「IBF世界ミニマム級タイトルマッチ」(27日、エディオンアリーナ大阪)
王者・高山勝成(32)=仲里=が3日、東大阪市の近大ボクシング部でスパーリングを行った。挑戦者の原隆二(25)=大橋=が8月28日の会見で「技術では自分が勝っている」と話したが一笑に付し、「レッスンできたらいい」とリングで直接“技術指導”することを宣言した。
“格下”の発言は勘違いでしかない。南アフリカ、メキシコなど世界の敵地で戦い抜いてきた自負がある。「彼と僕では見てきた景色が違う。国内だけでやってるから、それが分かっていない。リングの上で分かること」と完全に見下ろした。
この日は峯佑輔らアマトップ選手4人を相手に10ラウンド。疲労を抜くため4日には和歌山・白浜での1泊旅行も決まった。温泉で原の指導法を練り上げる。