KUSHIDA初V!リベンジ成功

 「新日本」(7日、国立代々木競技場)

 「ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.」最終戦でKUSHIDAがカイル・オライリーを下し、初優勝した。互いに左腕を攻め合う30分超の激闘を制し、準優勝だった昨年のリベンジに成功。大コールの中、「新日本ジュニアを明るい未来に連れて行く」と宣言した。

 175センチ、87キロの体で挫折を乗り越えてきた。05年にメキシコでデビュー後、所属したハッスルが崩壊。母親に数万円を借りて海外へ向かった。今回の優勝賞金500万円は両親に渡すという。

 7・5大阪でIWGPジュニア王者ケニー・オメガへの挑戦が決定。「失うものは何もない」と力強く言い切った32歳は「ベルトを幸せな思いにさせてあげたい」と、昨年9月以来の王座奪回を誓った。

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