初代タイガー、突然死の危機だった

 初代タイガーマスク(57)が5日、都内で狭心症による緊急手術後初めて会見し、病状を報告した。「動悸(どうき)があって、体調は悪い」としながら、しっかりした足取り。「医者からは『いつ突然死してもおかしくない状態』と言われた。あらゆる数値が悪かった」と深刻な状況だったと明かした。

 入院前はあまりの体調の悪さに「死ぬかもしれない」と感じ、関係者らに集大成とする8月発表予定の新格闘技の全貌を伝えたという。そのため「死は怖くなかった」と振り返った。

 5月22日に行われたカテーテル手術は成功。先天的に細い血管を含め治療したため「引退は考えていない」と明言した。2カ月間の運動禁止を言い渡されており、練習再開のメドは立ってないものの前向きだ。

 11日・後楽園ホールでのリアルジャパン10周年記念大会は「体調次第」で来場予定。全国のファンからの激励に感謝し「食事療法で体重は105キロから96キロくらいになった。すごいタイガーマスクが帰ってくるかも」と力強く再起を誓った。

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