井岡とレベコに再戦要求 WBAが判断

 世界ボクシング協会(WBA)は20日、4月22日にフライ級新王者となった井岡一翔(26)=井岡=と、判定で敗れてタイトルを失ったフアンカルロス・レベコ(31)=アルゼンチン=の両陣営に対して再戦を要求した。大阪で行われた世界戦は、3人のジャッジのうち1人が引き分けとするなど接戦で、WBAは規定に基づいて再戦を実施するべきだと判断した。

 井岡陣営は困惑を隠せなかった。契約では2度目の防衛戦での再戦権利をレベコが保有するものの、初防衛戦の相手は一翔が自由に選べる。井岡一法会長はデイリースポーツの取材に対し、「どうせやるのなら1度目でもいいけど、きちんと契約がある」と、即再戦なら金銭など条件面の大幅見直しを示唆。両陣営が話し合い、数日中に結論は出る見込みだ。

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