服部海斗さん通夜で高山「見守って」

 慢性骨髄性白血病のため24日に亡くなったプロボクサー・服部海斗さん(享年17)の通夜が25日、大阪市阿倍野区の斎場でしめやかに営まれた。

 大成ジムの同僚で同い年の親友、WBAアジアミニマム級王者・加納陸、IBF・WBO世界ミニマム級統一王者・高山勝成(仲里)、元世界2階級王者・井岡一翔(井岡)ら400人が参列し、早過ぎる別れを惜しんだ。棺には亡くなる直前、丸元大成会長が贈った東洋太平洋のベルトが納められた。

 13年12月、同時に海外デビューした加納は、海斗さんと世界王者になると誓い合ってきた。「俺は俺の夢をかなえる。天国で海斗が喜んでくれたらいい」と号泣。高山は「天国で海斗のことを知っている全ての人を見守って」と伝え、一翔は「日本ボクシング界は間違いなく海斗くんの遺志を受け継ぐ」と力を込めた。

 服部さんはデビュー戦後、昨年3月に病気が発覚した。骨髄移植手術を行ったが再発。年明けから容体が悪化し、帰らぬ人となった。

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