大橋会長 八重樫に「こそ泥になれ」

 「WBC世界ライトフライ級王座決定戦」(30日、東京体育館)

 大橋ジムの大橋秀行会長(49)が25日、都内の帝拳ジムで行われたペドロ・ゲバラ(25)=メキシコ=の公開練習を視察し、対戦する八重樫東(31)=大橋=に珍指令を出した。

 ゲバラが弁護士資格を持っていると知ると「すごいな、頭脳派だな。八重樫はこそ泥になってポイントを稼ぐしかないな」と八重樫の風貌を引き合いにしてニヤニヤ。だが一転、「難しい判定で勝ったら、ゲバラ先生に訴えられるかもしれないから、キッチリKOだな」と“舌好調”だ。

 シャドーやミット打ちなどを公開したゲバラを「打ち方がいい。肩をうまく使ってる」と評価。松本好二トレーナーも「洗練されている。バランスのいい選手」と警戒した。

 一方、ゲバラは昨年、山中慎介(帝拳)に挑んで敗れたアルベルトの兄。自身も12年にIBF世界王座に挑戦したが判定負けした。これが唯一の黒星だ。

 2度目の世界挑戦に「この試合のために3千メートルの高地で45日間、トレーニングをした。八重樫は好戦的でパワーもある。試合のカギは闘争心」と意気込んでいた。

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