高山 胸囲6センチ上回る仕上がり
「IBF世界ミニマム級タイトルマッチ」(7日、ボディメーカーコロシアム)
予備検診が5日、大阪市内で行われ、4選手とも異常はなかった。
王者・高山勝成(仲里)は挑戦者・小野心(ワタナベ)を胸囲で6センチ上回る85・6センチをマークした。「筋肉量を維持しながら、減量ができた」と納得の仕上がり。3月、東京で7年ぶりにトレーナーのケビン山崎氏の指導を受け、肉体を鍛えた成果が数値となって表れた。
一方、リーチは158・2センチと12センチも下回った。ただ海外ではリーチ差のある選手と戦った経験も豊富で「気にすることではない。問題ないこと」と涼しい顔で言い切った。
WBA、WBC、IBFの日本初3団体制覇王者は、年内に残るWBOに挑み、4団体制覇が目標。「これに勝たないと、夢はつながらない」と、通過点を完勝で突破する。
