レスリングが20年夏季五輪で実施される競技の候補に残ったことを受け、新日本のバルセロナ五輪代表・中西学(46)は30日、都内の道場で安どの表情を浮かべた。「これで決定じゃないけど、ここに残れなかったらどうしようもない。関係者やファンの方に感謝したい」と話した。新日本のアマレスラー育成プロジェクト「ブシロードクラブ」の監督兼スカウト部長を務める永田裕志(45)は「世界の反響がすごかったんで、最低でも(3つの)枠には残るんではと思っていた」と話し、9月の最終決定へ向け、「できることはやっていきたい」と力を込めた。